●赤ちゃんの視覚について
「赤ちゃんは、6ヶ月ころまでは、ほとんど光くらいしか見えない。」と言われてきました。
ところが、最近の研究で、生まれたばかりの赤ちゃんでも、コントラストの強い色で描かれたシンプルな絵柄ならば見えていることがわかってきました。
コントラストの強い配色というのは、赤・黒・白といった色の組み合わせです。シンプルな絵柄というのは、丸や三角や四角で構成された単純な絵です。

<上の絵はKookazoo
プレイジムに描かれているグラフィックです>
生後6ヶ月未満でもこうした特殊な色使いには赤ちゃんは反応するんです。
当店の「遊育玩具」は、こうした研究結果に基づいて開発されたおもちゃです。
●赤ちゃんの聴覚について
聴覚についても、赤ちゃんは胎内で聞いていた音を覚えていることがわかってきています。つまり胎内にいたときからお母さんのしゃべる声やおなかの中の音、お母さんが妊娠中によく聞いていた音楽などを覚えているというのです。
たとえば、テレビ放送が終了した後の状態、通称「砂の嵐」は、赤ちゃんが寝てくれないときに聞かせると効果的だといいます。あれは砂の嵐の音は胎内の血液の流れる音と周波数が似ていて、赤ちゃんがおなかの中にいる時に常に聴いていた音とよく似ているからなのです。
そしてその音を聞いた赤ちゃんは、胎内でお母さんに守られていた時の安心感を思いだし落ち着くんです。また、妊娠中にお母さんがよく聴いていた音楽をかけると、赤ちゃんが落ち着くという例もあります。
このように、赤ちゃんと音(聴覚)は、たとえ生後間もない赤ちゃんでも密接に関わっています。
アメリカの実験では赤ちゃんに心臓の音を録音して聞かせたら、子守歌などを聞かせた赤ちゃんよりも早く寝付き、体重も増加したという結果がでています。
実験の詳細はこちらをご覧ください。
また母親が赤ちゃんを抱くときには、利き腕に関係なく、心臓に近い左胸を頭に抱くそうです。
もっとさかのぼると、何百年も前の聖母子像も8割が左側に赤ちゃんをだいているそうです。そうするとお母さんの心臓の音で赤ちゃんが安心するということをお母さんは本能で知っているのでしょう。
また母親は赤ちゃんを寝かしつけるときに無意識に心音と同じテンポで赤ちゃんを揺らし、左胸に抱いて心音をきかせるのだそうです。
赤ちゃんは心音をきくと母親の胎内にいたことを思い出して安心するのでしょう。この実験を行った学者によると幼児だけでなく大人も不安なときや緊張しているときに体を前後に揺する。そのスピードは心音と同じだと言っています。安心するのでしょうね。
またジャズなどの音楽のリズムは心音と似ているのだそうですよ。だから心地よくなるのでしょう。
このようにたとえ生まれたばかりのあかちゃんでも、ちゃんと見えてるし聞こえてるんです。
ミルクをあげても、おむつを替えてもまだグズグズしているようなときは、たいてい退屈していて刺激を欲しがってるんです。これは、見えてるし、聞こえているからなんです。そんな時は赤ちゃんと遊んであげてください、そして話しかけてあげてください。
それこそが赤ちゃんにとって良質の刺激なんです。
TEXT by パパ大豆
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